私が生きてこなかった人生

ためらわず踏み出してゆくわ

ジャージー・ボーイズ

念願のジャージー・ボーイズ観てまいりました。中河内さん、海宝さん、福井さんのチームWHITEの回です。

 

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アッキーの唯一無二のお歌にはフランキーが天才だという説得力が抜群にあって、こんな天才のサクセスストーリーでも人生にはたくさん乗り越えなきゃなことがあって大変なもんだとものすごく感じました。観終わってからもフォーシーズンズの人物像や「あの人ってあの時こう感じてたんじゃないかな」と考えちゃうスルメ演目。実際に今でも生きている方の物語を俯瞰してみて、本当に人間って人生って面白いと思いました。どこで何があるか分からない。

自分のことを顧みると、私は間違いなくフランキーやボブに憧れるニックだなあ。めちゃくちゃ大雑把なので福井さんニックのような神経質さはないけれど、あれだって毎日天才を目の前にして大きくなっていった性質なのかもしれない。だからニックが去るところはひとしおに辛かった。ちょっと気持ち分かるし。もう自分のお世話が必要なトミーが居ないとなると居場所ないじゃないですか。

 

去年の夏、Beautifulを帝劇で観たときもうわあってめちゃくちゃ感動しましたが、こういう観客・客席が本当に舞台の一部として役割を果たすような演出は素敵ですね。当時のテレビの前や客席の人たちもこうしてフォーシーズンやキャロルキングの音楽に目をキラキラさせたんだろうなって肌で体感できる。ミュージカルというよりは音楽劇なのかもしれないけど、その時の思いやヒストリーが詰まった曲なのでちゃんとミュージカルになるのすごい。

 

自分はニック寄りとか言っておいて悔しいけれど、登場人物のなかだと海宝ボブがすーーっごい好き!ていうか海宝さんが好きなんですけど、その海宝さんの役のなかでもいつになくしっくりきた。登場から若くて才能溢れるキラキラ感がぴったりだし、非凡人ゆえに人の気持ちに疎くて空気読めないあたりとか、人前が苦手なのに歌い出すと聴いてる人を圧倒しちゃうところとか。なかでも、君の瞳に恋してるを歌うフランキーを上から見てる姿のさぞかっこよかったこと…自分があれだけ走り回って、力を尽くして世に再び送り込んだ天才フランキーの成功が嬉しくて、やり遂げたことに満足して、微笑んでるのがたまらなかったなあ。

 

こうなってくるとBLUEも観たい。同じ話の展開でもお芝居が絶対変わってくるって想像できる。伊礼さんトミーは間違いなくがうちさんを上回るクズだろうし(本気でイライラしたBeautiful幕間を思い出しながら笑)、矢崎さんのボブは海宝さんよりは人の気持ちが分かるあったかい天才なんじゃないだろうかと。あと弟みたいな雰囲気も出そう。Spiさんはまだお芝居を一度も観たことがないので未知の世界だし青も面白いだろうな。

 

 

今日は星組サンファンのマイ初日後、琴茶でした!観劇が続いて楽しいウィーク♡真っ最中なのでどんどん感想を溜めないで書こうと思います。頑張るぞ。笑

 

おわり