私が生きてこなかった人生

ためらわず踏み出してゆくわ

ふづきふみ観劇アワード2020

2020年も残すところあと数時間。みなさまいかがお過ごしですか?今回は大晦日にふさわしく、今年こそは何としても!絶対に!やりたい!と思っていた「ふづきふみ観劇アワード2020」を発表いたします〜〜!

対象作品は2020年に私が観劇した以下の44作品。

 

『El Japón-イスパニアのサムライ-』『アクアヴィーテ!!』『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』『フランケンシュタイン』『bear ーベアー』『CHESS THE MUSICAL』『Les Miselable』『Thriller Live』『Wicked』『Matilda』『ねじまき鳥クロニクル』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』『眩耀の谷 〜舞い降りた新星〜』『Ray -星の光線-』『リトルマーメイド』『赤と黒』『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『アナスタシア(梅芸)』『BLUE RAIN』『アラジン』『マンマミーア!』『Defiled-ディファイルド-』『ライオンキング』『キャッツ』『VIOLET』『コーラスライン』『フラッシュダンス』『Gang Showman』『All My Sons』『生きる』『ビリー・エリオット』『はいからさんが通る』『リチャード二世』『秒速5センチメートル』『パッション・ダムール -愛の夢-』『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』『35MM:A MUSICAL EXHIBITION』『イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出作品上映会「じゃじゃ馬ならし」』『フリー・コミティッド』『NINE』『ビューティフル』『エル・アルコン-鷹-』『アナスタシア(宝塚歌劇団宙組)』

 

厳しいコロナ禍といえども沢山の素晴らしい演劇に出会えた今年。1年の締めくくりに張り切って振り返ってまいりましょうー!!

(以下、一部ネタバレが含まれますのでご了承ください。)

 

 

★作品賞★

劇団四季コーラスライン

はちゃめちゃに楽しみにしてチケットを取ったのに、その期待さえも遥かに超えてくれた本作。舞台に立つ仕事の尊さがテーマのバックステージものに見えて、全人類に対して「一人一人が特別であること」を説いている巧みな構造が秀逸。オーディションを通して人そのものを描くことに全振りしている珍しい作品だからこそ、さまざまな半生を抱えた登場人物たちの誰かがフックになって「自分はこの作品に出会うべきだった」と思わせてくれるような気がする。幼少期〜思春期の悩みや生きづらさってどんなに大人な人だろうが、過去に一度は向き合わざるを得なかった普遍的なテーマなんですよね。そして壮年期だからこその不安も誰しもがいずれは通らなくてはならない。予定外の追いチケを2回した上でもまだ追いかけたい気持ちなので、ぜひ全国ツアー後には自由劇場に帰ってきてくれたら嬉しいなぁ。そのときはそこら中にダイマして友達たくさん連れて行くぞ!!

 

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宝塚歌劇賞★

雪組『パッション・ダムール -愛の夢-』

カチャ(凪七瑠海)さん主演のバウコンサートが私の中選ぶ宝塚年間最優秀作品!友人・たゃたゃに「絶対に好きなタイプだから観な!」と言われ、彼女がチケットまで取ってくれたので(スパダリかな?)元はというとノーマークだったのだけれど、これがとんっでもなく良かった。岡田先生の描くレビューって「美しい」の幅が際限なく広いじゃないですか?あの豊富なバリエーションを全部余すことなく見せてくれるような構成で、終演後はお腹いっぱい大満足になれる。そしてどんな場面にも完璧に応じ、色づいていくカチャさんの安定感が素晴らしかったし、そこについていくまのみー(眞ノ宮るいさん)やアガタセン(縣千さん)たち雪組生もとても頼もしかったです。ショーやレビューって出てくるスターさんを知っていないとささーっと流れてしまいがちな難しさがあるけれど、たとえ贔屓が居なかろうが、下級生ばかりだろうが、最初から最後まで全力でのめり込める夢のような世界でした。

 

★主演男優賞★

成河 (『ねじまき鳥クロニクル』『ディファイルド』『35MM: A MUSICAL EXHIBITION』『フリー・コミティッド』)

もう言うまでもないですが、主演男優賞は間違いなくこの方です。大好きな王です。成河さんの一番すごいところは「成河さんのお芝居が観られる!嬉しい!」と期待して劇場に行っているのに、お芝居の最中に一切ご本人が透けず、役そのものでしかなくなってしまうところだと思う。役としてのみで150%の満足をさせるって、演劇に対しても、作品に対しても、観客に対しても最強の愛があるからこそできることだよなぁと。

主演じゃないものも含めて今年の出演作は『ねじまき鳥〜』が身体的な表現、『ディファイルド』は朗読、『violet』はミュージカル、『35MM』はソングサイクル、『フリコミ』は1人38役。常に新しいアプローチが求められる作品ばかりのなかで、毎回その表現の中での最高値を叩き出し、軸はお芝居から決してブレない。どう考えても超人。「この人の作るものになら一生ついていけるわ」と舞台上のパフォーマンスだけで信頼できます。

 

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★主演女優賞★

神野三鈴 (『All My Sons』)

去年は読売演劇大賞の最優秀女優賞を受賞された神野三鈴さま。私は今年もこの方を選びますよ〜!とある秘密を抱えた家族の母であるケイトは、弱く脆く、絶望のなかで死んだように生きているように見えるけれど、彼女の内側には誰よりも熱い血が流れていて、絶対に離すまいと命の手綱を握っている人物。あの強さと弱さ、執着のなさと強欲さ、背反するはずのものが同じ人の腹の中に収まっていること。物語の最初と最後では全く印象が異なる狂気的なほどに複雑な内面を持った彼女を、一本の細いピアノ線が張り詰めているように終始一貫して演じられるのは神野三鈴さましか居ないんじゃないかとさえ思う。観ているこっちがどんどん身を削られるような凄まじい熱演でした。

物語のラスト、それまで社長や父親としての威厳を見せ、生命力の象徴のようだった夫のジョーが自ら命を絶ったとき、ついにケイトは生への凄まじい執着を見せるんですよ。横たわるジョーの亡骸と、その隣で「生きるの…!」と力強い眼差しで息子に説くケイト。あの2人の立場が入れ替わる象徴的な場面が頭にこびりついて離れないです。

 

助演男優賞

月城かなと (月組『ピガール狂騒曲』)

まず「宝塚の男役は女性だよね?」という話なのですが、それだと女優賞がとんでもない激戦になってしまうので舞台上の性別で許してください…!月城さん、またの名をれーこてぃんがピガールで演じたシャルルはありがちな頭の硬いおじさんに見えて、ものすごく不器用で純粋で優しい人。そこが彼の周りから人が離れず、トップスターの演じるヒロイン(???と思ったら方は是非本作を観てください)さえも恋してしまうわけなのですが、あの人間らしいぬくもりが宿ったシャルルおじさんが観るたびに可愛くて思えてしかたなくて。丁寧な芝居によって愛されるキャラクターに磨きがかかっているのが本当によく伝わってきたし、"狂騒曲"の名の通りひっちゃかめっちゃかなコメディーを作品としてまとめ上げた一番の功労者は間違いなくれーこてぃんのシャルルじゃないかと思います!

れーこてぃんのなんでもそつなくこなせてしまうところは、「宝塚」という応援システムの中ではある意味、損になってしまうのかもしれないなぁと思っていたのですが、本当に要らぬ懸念でした。大変申し訳ありませんでした。上手い人は上手いのなかでも圧倒的成長を見せるんですね……。

 

助演女優賞

池田有希子 (『BLUE RAIN』)

舞台が再開し始めたころ、約3ヶ月ぶりに観られたお芝居が『BLUE RAIN』。そこで出会ってしまったのが池田有希子さん。久しぶりの劇場にドキドキで観に行ったのですけれど、池田さんの芝居の上手さ、歌の上手さに正直きたーーー!と思いました(笑)これだよーーー!って!!

エマは大富豪の家の家政婦で、因縁を抱えた彼ら家族の過去と今を結ぶことができるキーマン。その役割を温かく、そして真心を持って演じられているのがとても印象的だった。冷え切った家庭を一番に救おうとしていたのはエマで、だからこそ家庭内の確執にも巻き込まれてしまうのだけれど、物語において救いになるような存在感があまりに心地良くて他の作品で他のキャラクターを演じられている姿が想像できない。今のところの私の中では、ガッチリ「池田さん=エマ」。脇役としてお芝居を締めながら、ここまで深く印象を残すってなんて難しい匙加減なんだろうと思う。それを叶えてしまうのが上手いってことなんだろうなぁ。余談ですが、去年『組曲虐殺』で観た神野三鈴さまにも同じような感想を抱きました。あのときは瑞々しい「ふじ子さん」でしかなかったのに…。

 

★新人賞★

夕陽真輝 (星組『エル・アルコン-鷹-』)

羽龍きよら (月組『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』)

夕陽まっきーは裁判の場面の裁判官役として数フレーズ歌い喋っただけで、声が良いこと、歌が上手いこと、口跡が良いこと、芝居が上手いこと、全てを証明してしまったのが本当にあっぱれ。上手すぎて「あの裁判官役は誰だ!?」とそこら中のオペラが上がっていたのがちょっと面白かった。

続いてきよらちゃんもプロローグの数節をソロで歌っただけで、下級生とはとても思えないほどの美声を知らしめていたし、その後も後ろの方にいる所作が綺麗な娘役さんを確認するたびに見つかるのはきよらちゃんだった。

お二人とも今後の活躍が本当に楽しみです!!

 

脚本賞

Defiled-ディファイルド-』

爆弾を仕掛け図書館に立て篭もる司書ハリーと、彼を止めようと説得を試みる刑事ブライアンによる二人芝居の朗読バージョン。配信も含め成河さんハリー×中村まことさんブライアンの回を2回、成河さんハリー×千葉哲也さんブライアンの回を1回観劇。同じ脚本なのに、毎回全く違う物語が観られる柔軟さがとにかく面白かった。ハリーが本当に自分ごと図書館を爆破したいと思っているのか、どんなトラウマを抱えているのか、ブライアンがどういうつもりで説得に臨んでいるのか、この2人は緊迫した会話を通してどういう関係になったのか、そして「今日のハリーはここがキーだな」と彼の特徴を掴めるセリフですら観るたびに違うので、脚本自体に相当のフックが仕掛けられていると思われるし、そもそもたった70分でハリーの性質、過去を見せ、死ぬ理由まで辿りつかせるのが凄すぎる。私が特に好きなのはハリーがブライアンの奥さんと電話をするシーン。劇中で初めて2人以外の人物が会話に入ってくるのですが、ハリーにとって損得関係になく、お互いに危害を加えられない、物理的な距離も遠い他者が入ってくることによって、ずっと臨戦体勢だったところから急に通常モードの態度や喋り方を観られるのが本当に面白い仕掛けだなぁと!!しかもその通常モードが成り立っているのは電話の相手の夫であるブライアンに銃を突きつけている真っ最中だからというのも天才的だと思う。物語の構造がしっかりしていると、演技のプランでここまで遊べるんだ!という驚きすらある作品でした。

 

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★翻訳賞★

『フリー・コミティッド』

こちらはダブルミーニングと翻訳あるあるな問題を解決したマジカルフレーズ「めいっぱーい、手いっぱーい」による堂々の翻訳賞受賞。詳しくは下にある昨日更新のブログをご覧いただきたいのですが、この翻訳は福沢諭吉以来のの快挙じゃない!?と思っているし、翻訳を担当された常田恵子さんはもちろん、演じ手である成河さんも翻訳に関わられていたようで(きっと演出の千葉さんも入られているよね?)そういうところだよフリコミチームの信頼感がとてつもないの〜!とも思っている。本当に仕事が丁寧すぎてすごい。

もう一作品言及したいのが詩森ろばさんによる演出・訳の『All My Sons』。パンフレットの中で、元々のアーサーミラーの戯曲ではケイトについては"Mother"としか記述がないのを、ケイトという1人の人間として訳すことにした、と仰っていて。50年代のアメリカにおける男尊女卑、家父長性の色濃さにも驚いたが、それを現代の感覚とすり合わせ、さらにはケイトをはじめ作中の女性たちをどう描くべきなのか、明確な意思を持っておられるのが素晴らしいなと思った。そういう意味ではフリコミも「なぜわざわざ翻訳してまで日本で上演するのか」という見て見ぬ振りだってできてしまう疑問にきちんと答えを出し、意思を持って翻訳・演出がなされている。はっきりとしたビジョンを持って作られている作品には自ずと惹かれてしまうのだなぁと実感。

 

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★楽曲賞★

『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』

遥か遠い遠い昔のことに感じられてしまうようで、上演は今年の初めだったシャボン玉。作品のテーマが廻ること、輪廻だったように、楽曲も同じメロディーが違う場面で再び使われる。モチーフやリプライズによって音に結びついたイメージも思い出させるという手法やはミュージカルらしくて大好きなのだけれど、まさか日本の作品でこんなにもその効果を活かしきった例があるとは思わなかった。ゆうあんちゃんがお佳代への愛を歌う「わからないでしょう」と、その後辛く過酷な運命によって彼と離れ離れになったお佳代が歌う「あなたはいない」。2人のお互いを何より大切に思い合う気持ちが同じメロディで歌われると、どんな言葉よりも胸に訴えかけてくるものがあった。それでいて独立したそれぞれの曲にもちゃんと聞こえてくるのが素晴らしいと思う。歌詞についても「ワンダフルデイ2」は日本語では聞いたことのないレベルで押韻しまくりです。ハーモニーも美しく、どこから切り取っても面白くてすごい!

 

★装置デザイン賞★

『Matilda』

卒業旅行でロンドンに行った際に観劇したのがマチルダ。虐待を受けている子どもと虐待されて育った大人が主役であるかなり社会派な内容。なのにエンタメ性が高く楽しい感動作に仕上がっていて、たとえ英語がさっぱりだとしても子ども心をくすぐられるような演出と装置を観ているだけで楽しいだろうなぁと!常設の劇場でないと難しそうなびっくり箱のような仕掛けがたくさんなので、やはりロングラン作品は装置も強いなぁと感じた。

 

★衣装デザイン賞★

星組『Ray -星の光線-』

一番好きなのはプロローグ頭でことちゃん(礼真琴さん)が着ているお衣装。ハードかつギラギラなパープルとシルバーとブラックがとてつもなくお似合いで、トップスターを誰よりもカッコよく見せるとは…という美学が詰まっている。ずっと95期主席の看板を背負ってきた、でもトップになったばかりの若々しい勢いだって負けていないことちゃんのお披露目が最高に似合うお衣装で始まってなんだか自分で想像していた以上にとても嬉しかった。新調以外のお衣装も含め、色合いや場面ごとのコンセプトがとても生きていたのもポイント!霊鳥の極彩色のイメージとチャイナも堪らないし、You Are My Sunshineで青ドレスの娘役がズラーっと並ぶのも煌びやかで見目麗しい〜!

 

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★照明デザイン賞★

月組『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

幕開きからチョンパに始まり、切なくも瑞々しい雪の場面、美しく荘厳な月の場面、華やかで軽快な花の場面。全てにおいてライティングが登場人物の一人として物語を作っているようでとても良かった。照明によって作れる表情って明るさだけでなくて、暗さや影にこそ表れるんだなぁと。監修を務められた玉三郎さんのこだわりをじっくり聞いてみたくなる。「美しさ」を体感したいときに立ち返りたくなる作品。

 

★演出賞★

ねじまき鳥クロニクル

★振付賞★

ねじまき鳥クロニクル

村上春樹の長編小説をインバルピント演出で舞台化した作品。想像でしか成し得なかったはずの、日常の裏側に潜む異質で、魅惑的で、どこか不気味な怖さもある世界。それが目の前にあることにとんでもなくゾクゾクしてしまった。文学的な要素と身体的な要素がドロドロと混ざり合っている不安定さが心地良く、でもそのままずっと観続けていたらあの世界に引き込まれて二度と帰っては来られなくなりそう。変化に富んだ演出と振付がとにかく飽きないので、またもやその中毒性が恐ろしいというか…(笑)正直全部のシーンが視覚的にも楽しいのですが、私は特にクミコとクレタにダンサーさんが扮してるソファーの場面が大大大好きです。この作品は特に観ていない人には感覚的に伝えるほかないところがあるのでいつか再演してほしいなぁ。とってもとっても好きでした!

 

番外編 ★配信賞★

オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』

観劇スタイルの変化という意味では一番大きな要素だったかもしれない「配信」。いくら客席で観るのと違うとはいえ、この時代にこれがあるかないかはとてつもなく大きな差だったと思う。私もありがたいことに配信のみの場合は割とポンポン観られていて、その中でも一番興奮できたのがALW翁によるShow Must Go On!で配信してくれたこの作品。家のパソコンで観ていてもあまりの迫力と素晴らしさに本気で号泣した。

ただし世界的な有名作の記念公演なので上演されていたときの規模はもちろん撮影の環境、映像化の予算のかけ方はケタ違い。映像や配信にするとどうしてもそこの部分で差がついてしまうし、作品自体以外の部分でクオリティーに違いが出るのは厳しいなぁと思う。全部が全部NTLiveみたいに快適に観られたら素敵だけれど、あの映像を作るには50万ポンド(7000万円相当)が必要だなんて凍りつきますよね…。うーん、難しい。

話は逸れましたが、この公演が素晴らしく、映像でも生で観ているかのように感動できるのは間違いないので、ぜひDVDなどでご確認ください!来年にはラミン、シエラ、ハドリーが揃うコンサートも日本で開催予定ですよ〜!

 

 

ここまで約8000字、長らくお付き合いいただきありがとうございました。トニー賞を参考に部門を設定してみたのですが、あくまで一番だと思ったものをそれぞれ選んでいるだけなのでまだまだ他の作品についても喋りたいぐらいです。本っっっっ当に1年間楽しかったなぁ。今年はこれらの部門を書くだけでまあまあ切羽詰まってしまったので、フライヤー部門だったり、セリフ部門だったり来年はもっともっとジャンルを豊かにしていけたら嬉しいですね〜。ここで宣言しておけばきっと365日後に実現されると思う…(笑)

 

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東京宝塚劇場に今後の公演のポスターが一切なかった今年らしい一枚…

 

笑って笑って面白い作品、素晴らしいと胸を打たれる作品、たくさん涙を浮かべてしまう作品。それらに劇場で出会えることがいかに幸せか、身をもって味わせてくれた2020年に感謝して2021年にエスケープしたいと思います。この置き土産がちゃんと書き終わって本当にホッとしているよ〜。みなさまも良いお年をお迎え下さい!私は日付が変わるその瞬間も大好きな友人たちとギャーギャーお喋りしながら映像で演劇を観ている予定です!